日本産業機械工業会、は、5月の産業機械輸出契約状況を発表した。それによると、主要約70社の輸出契約高は、2865億6700万円で、前年同月比110.2%増と前年の2倍以上だった。
プラントは、6件で1308億8400万円、同407.1%増となった。単体は、1556億8300万円、同40.9%増だった。
地域別の構成比では、アフリカが44.7%、アジアが26.5%、北アメリカが17.4%、で、ヨーロッパが5.1%、中東が4.6%だった。
機種別の動向では、単体機械のボイラ・原動機は北米の増加で同54.8%増となった。鉱山機械はアジア、ロシア・東欧の増加で同727.7%増、化学機械がアジア、北アメリカの増加で同53.8%増だった。プラスチック加工機械はアジア、中東の増加で同23.6%増だった。
変速機はアジア、中東、北米、南アメリカの増加で同12.7%増、金属加工機械がアジアの増加により同302.5増だった。