当て逃げ事故を起こした警官、意識障害を伴う疾病だった

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富山県警は25日、今年5月に富山県富山市内で当て逃げ事故を起こした富山北署に所属する57歳の警部補について、意識障害を伴う疾病によって事故当時の記憶が無いとして、当て逃げにはあたらないと判断した。しかし、健康管理を怠ったとして、本部長訓戒の処分を同日付けで実施している。

富山県警・監察官室によると、問題の事故は5月5日の午後2時30分ごろ発生した。富山市東老田付近の県道で信号待ちしていてた乗用車に対し、後ろから走ってきた別の乗用車が追突した。クルマはそのまま逃走したが、後に富山北署の57歳警部補が運転していたことが判明する。

しかし、この警部補は調べに対して「事故を起こした記憶がなく、現場の交差点を通ったことを覚えていない」と供述。後に意識障害を伴う疾病を患っていることがわかり、事故当時の記憶が失われていることも判明した。

警察では「事故を起こしたという意識がなく、当て逃げには当たらない」と判断。負傷者も出なかったことから、道路交通法違反(事故不申告)については不問としたが、警察官として健康管理を十分に行う義務を怠ったとして、25日付けで本部長訓戒の処分を実施している。
《石田真一》

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