食品廃棄物をエタノール化 北九州市で実証実験

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新日鉄エンジニアリングがNEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託を受け設置した「食品廃棄物エタノール化実証プラント」が北九州市内に完成し、11日より本格的な実験を開始した。

北九州市が25日、同市の推進する北九州エコタウン事業として発表した。

プラントは2月から試運転を行なっていた。試運転中は、食品廃棄物の大規模排出事業者(デパート、スーパー、コンビニエンスストア)から生ごみを受け入れてきた。本格的な実験開始に伴い、モデル的に一部の小規模排出事業者(病院、小学校、商店街、一般家庭など)から生ごみを受け入れる。

食品廃棄物から製造したエタノールは、成分評価およびE3ブレンド装置でのE3ガソリンの品質確認試験をした上で、本年秋頃からE3ガソリンとして、市公用車及び新日本製鉄の関連車両などに試験的に供給する予定だ。

1日あたり10tの生ゴミを収集、同じく1日あたり約400リットル、年間120キロリットルのバイオエタノールを生成する計画。

北九州エコタウン事業では、「あらゆる廃棄物を他の産業分野の原料として活用し、最終的に廃棄物をゼロにすること(=ゼロエミッション)」をめざし、資源循環型社会の構築を図る。「北九州方式」とも呼ばれる「教育・基礎研究」「技術・実証研究」「事業化」の3点セットが特徴。
《高木啓》

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