カナダGPでF1初優勝を達成し、チャンピオンシップで単独トップに立ったマクラーレンのルーキー、ルイス・ハミルトン。その歓喜の一方でダブルチャンピオンのフェルナンド・アロンソはチームへの不満を口にしているらしい。
「マクラーレンに到着した瞬間から、全てが心地よく感じられなかった。イギリス人のチームメイトがいるイギリスチームだからかもしれない。あらゆることが彼に有利に働くかもと、最初からそれが理解できた。もちろん僕はそのことについて不平を述べたりしなかったよ」と、チームがハミルトンを贔屓していると感じていることをアロンソが明かしたとされる。
この発言を受けマクラーレンのロン・デニス代表は、「マクラーレンは両ドライバーを同等に扱っている。グランプリの結果を受けてイギリス、スペイン両国のメディアがドライバーの言葉一つ一つを大げさに捕らえ、全く違う意味にしてしまっているだけ」と反論しているが……。