異例、ソリッドグループホールディングス、経営陣を総入れ替え

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ソリッドグループホールディングスは、経営陣を総入れ替えすると発表した。現在の取締役4人が辞任し、新任取締役5人、監査役3人を28日開催の定時株主総会で選任する。

新任取締役としてトヨタ東京オート出身で、現在ソリッドグループホールディングスの事業本部横浜事業部執行役員兼事業部長の高嶋一氏、ソリッドヒューマンテクノロジーズの吉原譲治代表取締役、POSTとブークスの神山真一会長、ソリッドグループホールディングスの菅野谷昌洋事業本部執行役・副本部長が内定した。

また、ソリッドグループホールディングスの親会社のソリッドアコースティックスの創立者で、今年5月にソリッドアコースティックス取締役を辞任した川上巌氏も社外取締役に内定した。ソリッドグループホールディングスのCMS寄託金の質権実行による損失の回収のため、川上氏を起用するとしている。

一方、江川賢記社長、藤嶋啓副社長ら、山田邦昇氏を除く取締役4人は辞任する。同社は業績悪化で、存続が危ぶまれ、監査法人からの承認が得られず決算発表できない状態が続いたほか、経営陣がインサイダー取引容疑で告発されるなど、不祥事が相次いだ責任をとると見られる。

新任取締役の中から、代表取締役社長などは、定時株主総会後の取締役会で決める。

このほか、旧監査役3人も辞任し、新監査役3人を定時株主総会で選任する予定だ。

《レスポンス編集部》

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