東日CGの06年度見通し…日産車販売不振で経常赤字が悪化

自動車 ビジネス 企業動向

東日カーライフグループは、2007年3月期の連結決算の業績見通しの収益を修正した。

売上高は、1130億円を予想し、これを上回る1142億5400万円だったが、経常赤字は11億円の予想から17億3400万円に下方修正した。

自動車関連事業の最大需要期である2、3月のグループ中核会社の東京日産の販売台数が登録車で前年同期比10%減となったほか、軽自動車やコンパクトカーなどへのシフトが進んだため、収益力が悪化した。

ただ、当期純利益はとんとんを予想していたが、2億3900万円に上方修正した。固定資産の売却益が売却に付随する諸経費を抑制できたのに加え、売却物件が当初予定よりも2件増えたため。

同社は2005年3月期から2007年3月中間期までの決算を自主的に訂正する予定で、現在、東証の監理ポスト入りしている。これらの決算の訂正は6月15日に発表する予定だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集