女がパトカーにパッシング、警官にかみつく

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25日未明、愛知県豊橋市内の市道を走行中のパトカーに対し、パッシングを繰り返していたクルマを運転していた女に対して職務質問をしようとした警官が、この女に左大腿部をかまれる事件が起きた。警察ではこの女を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

愛知県警・豊橋署によると、事件が起きたのは25日の午前3時50分ごろ。豊橋市飯村町付近の市道をパトロールしていた同署・地域課のパトカーに対し、後ろから接近してきた乗用車がパッシング。執拗に煽り立てるような行動を見せた。

パトカーは乗用車の進路を遮るようにして停止。続いて停止した乗用車を運転していた女に対し、29歳の巡査長ら2人が職務質問を実施したところ、女は意味不明の言動を繰り返しながら巡査長の左大腿部にかみついてきた。女と巡査長はもみ合いとなり、巡査長が足に軽傷を負ったことから、公務執行妨害の現行犯で逮捕した。

逮捕されたのはテレビ局の関連会社で契約社員として勤務する27歳の女。泥酔状態でもあり、呼気1リットルあたり0.4ミリグラムのアルコール分を検出している。このため、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)についても調べを進めている。

調べに対して女は、長久手事件(立てこもり・警官銃撃事件)について触れ、「警察の対応がなっていない」などと絡んできたという。警察ではアルコールが抜けてから再度の聴取を実施する予定だという。

《石田真一》

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