11日から発売の新型『MINI ONE』(ミニ・ワン)には、BMW製にスイッチされた1.4リットルエンジンが搭載される。「クーパー」と同様にバルブトロニックも採用されている。
先代のONEではクーパーと同じく1.6リットルエンジンを採用していたが、1.4リットルに排気量を下げたことで、燃費はクーパーの16.8km/リットルに対し、ONEは17.2km/リットル(いずれもMT)と、実用性をアップさせた。
クーパーに搭載される1.6リットルエンジンとの違いは、ストローク/ボア(mm)がクーパーの85.8/77.0に対して「ONE」は75.0/77.0と、ショートストロークになっている、排気量を下げても、出力は先代ONEと比較して5馬力向上している。
MINIのカタログにはグレードのイメージとして、ONEが“LIFE”、クーパーが“FASHION”、「クーパーS」が“SPORT”とあるのだが、ONEは通勤などの生活の足として、より実用的なセッティングがされたグレードといえるだろう。