バイクで警官に体当たり試みた暴走族の少年逮捕

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4日未明、茨城県美浦村内の村道で、蛇行などの暴走行為を繰り返していた原付バイクが、これを抑止しようとした警察官に体当たりする事件が起きた。警官にケガはなく、バイクを運転していた16歳の少年は公務執行妨害の現行犯で逮捕されている。

茨城県警・稲敷署によると、事件が起きたのは4日の午前0時45分ごろ。これに先立つ午前0時15分ごろ、警察に対して「変なバイクが走っている」という通報が寄せられた。これを受けて出動した同署員が美浦村受領付近の村道で蛇行運転を繰り返す複数台の原付バイクを発見した。

バイクは警官を挑発するように蛇行を繰り返したが、このうち1台がこれを強制抑止しようとした40歳の警部補に向かって体当たりを試みた。バイクは転倒し、運転していた16歳の少年を公務執行妨害の現行犯で逮捕。後部座席に同乗していた別の少年は仲間のバイクに乗り換えて逃走している。

調べに対して少年は「警察を挑発するため、自分たちで110番通報した」と供述。「挑発を繰り返したので捕まりたくなかった」とも話しているという。警察では少年を厳しく追及。逃げた仲間の特定を急ぎたいとしている。

《石田真一》

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