路外逸脱、乗っていた4人が車外放出で死傷

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1日未明、宮城県南三陸町内の国道45号で、走行中の乗用車が路外に逸脱。約1.5m下の空き地に転落する事故が起きた。クルマは大破。乗っていた男女4人全員が車外に投げ出され、うち1人が死亡。3人が重軽傷を負っている。

宮城県警・南三陸署によると、事故が起きたのは1日の午前3時50分ごろ。南三陸町戸倉大畑付近の国道45号を走行していた乗用車が緩やかな右カーブを曲がり切れずに直進、そのまま道路左側約1.5m下にある空き地に転落した。

クルマは大破。乗っていた男女4人は全員が車外に投げ出された。このうち19歳の男性が全身強打で間もなく死亡、20歳と19歳の女性が頭や腕の骨を折る重傷、20歳の男性が顔面打撲の軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

クルマは高速度で路外に逸脱したとみられ、警察では負傷した3人の回復を待ち、誰が運転していたのかなどを含めて事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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