相模原の複数台ひき逃げ、最初にはねたトラック運転手を逮捕

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神奈川県警は23日、今月19日に神奈川県相模原市内の国道129号で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして、37歳の男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めているという。

神奈川県警・相模原署によると、問題の事故は19日未明に発生した。相模原市田名付近の国道129号で、道路を横断しようとしていたとみられる56歳の女性が大型トラックにはねられた。女性はその後、複数台のクルマにはねられて死亡。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

現場は夜間でも大型トラックの通行が多い場所。警察では目撃情報やNシステムによる車両ナンバーの撮影記録から、事故が発生した時間帯の通過車両を特定。車当たり捜査と聞き込みを行った結果、37歳の男が容疑に関係したものとみて任意で事情を聞いていた。

その後、男は「人に衝突したことはわかったが、怖くなって逃げた」と供述。事故への関与を大筋で認めたことから、ひき逃げなどの容疑で逮捕した。警察では男の後にはねた車両の特定を引き続き進めている。

《石田真一》

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