対面通行の自動車道で正面衝突、3人死傷

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20日午後、兵庫県神河町内の播但連絡道路で、対面通行区間の下り線(南行き)を走行していたワゴン車が対向車線側に逸脱。上り線(北行き)を走行していた乗用車と正面衝突した。この事故でワゴン車側の2人が死亡している。

兵庫県警・高速隊によると、事故が起きたのは20日の午後2時ごろ。神河町吉冨付近の播但連絡道路で、下り線を走行していた58歳の男性が運転するワゴン車が対向車線側に逸脱。上り線を順走してきた25歳の男性が運転する乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは大破。ワゴン車を運転していた男性と、助手席に同乗していた39歳の女性が頭部や胸部を強打して間もなく死亡。乗用車を運転していた男性もエアバッグ展開によるとみられる胸部打撲の軽傷を負った。

現場は片側1車線の対面通行区間。ワゴン車の2人は姫路市職員で、養父市内へ公務のために出かけた帰りに事故に遭った。警察では事故の原因を調べている。この事故の影響によって、下り線の生野北−神崎南ランプ間、上り線の神崎南−神崎北ランプ間が事故処理のため、約3時間に渡って通行止めとなった。

《石田真一》

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