パワーウインドウで首を挟む 男児が意識不明

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16日午前、大分県臼杵市内の駐車場で、エンジンを掛けたまま停車していた軽乗用車のパワーウインドウが作動し、4歳の男児が首を挟まれる事故が起きた。男児は近くの病院に収容されたが、意識不明の重体となっている。

大分県警・臼杵署によると、事故が起きたのは16日の午前9時45分ごろ。臼杵市大野付近にある駐車場で、エンジンを掛けたまま停車していた軽乗用車に乗っていた4歳の男児が窓に首を挟まれたという119番通報が寄せられた。

救急隊が現場に到着した際、男児は25歳の母親によって助け出されていたが意識はなく、近くの病院に収容したものの、その後も意識不明の状態が続いている。

母親の話によると、男児らを病院に連れて行くためにクルマに乗り込んだが、忘れ物に気づいたため、エンジンを掛けた状態のクルマに子供2人を残して家に戻ったという。数分後に戻ってきたところ、男児が後部ドアの窓ガラスに挟まれていたのを発見したという。

パワーウインドウのスイッチは引き上げ=閉めるとなっており、警察ではどのような経緯で窓が閉まったのか、車両検証を行う方針だ。

《石田真一》

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