職務質問を振り切って逃走、路外に逸脱

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26日未明、岩手県八幡平市内の国道282号で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱し、道路左側のガードレールに衝突する事故が起きた。この事故でクルマを運転していた34歳の男性が軽傷を負っている。

岩手県警・岩手署によると、事故が起きたのは26日の午前4時30分ごろ。これに先立つ午前4時ごろ、八幡平市松尾付近の県道をパトロールしていた同署員が、道路沿いのチェーン脱着所に他県ナンバーの乗用車が止まっているのを発見。職務質問を行おうとしたところ、これを振り切って逃走した。

クルマはヘッドライトを消した状態で逃走。この間に一時停止無視や速度違反を繰り返した。パトカーは途中でクルマを見失ったが、国道282号をクルマの逃走方向である盛岡市方面に向かっていたところ、八幡平市大更付近で道路右側のガードレールが破損しているのを発見。約2-3m下の水路に落ちて中破しているクルマも確認した。

クルマを運転していたのは青森県東北町内に住む34歳の男性で、事故によって全身を打撲する軽傷を負った。

現場は片側1車線で急カーブ。クルマはスピードを出しすぎ、これを曲がりきることができなかったとみられている。警察では男性の回復を待ち、逃走した理由について事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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