16歳運転のクルマ、路外に逸脱して大破

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26日未明、福島県いわき市内の国道49号を走行していた乗用車が路外に逸脱する事故が起きた。クルマは原型を留めないほどに大破し、乗っていた16歳の男女4人が車外に放出されて重軽傷を負った。

福島県警・いわき中央署によると、事故が起きたのは26日の午前2時50分ごろ。いわき市三和町上三坂付近の国道49号で、乗用車が路外に逸脱し、約4m下の川に転落しているのを通行人が発見。警察に届け出た。

クルマは原型を留めないほどに大破。乗っていた16歳の男女4人はいずれも車外に投げ出された状態で発見されており、このうち2人が背骨などを折る重傷。2人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

現場は片側1車線で、見通しの悪い急カーブ。クルマはかなりのスピードを出していたとみられている。クルマの名義は負傷した男性の父親名義だが、事故当時に誰が運転していたのかはわかっていない。警察では業務上過失傷害容疑で4人の回復を待って事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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