2007年度国内全需予想、3年連続マイナスの見通し

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日本自動車工業会は、2007年度の自動車国内需要見通しを発表した。2007年度の四輪車の国内需要は前年度比2.0%減の552万1300台とマイナスを予測した。予測通りなら3年連続でマイナスとなる見込み。

2007年度は、登録車が同1.8%減の354万1300台を予想している。登録車の販売は今年に入ってからも低迷しており、引き続き市場は縮小する見込みだ。軽自動車は前年度に各メーカーから新型車の投入が相次いで好調だったことから、2007年度はその反動で同2.4%減の198万台と落ち込む見通しだ。

車種別では、乗用車は、今秋に東京モーターショーが開催される前後に、各社から新型車の投入が相次ぐ予定なことから、同0.1%増の457万5000台と横ばいで推移する見通し。軽乗用車はマイナスを予想しているものの、ガソリン価格が低下していることもあって小型乗用車の販売が回復すると見ている。

トラックは同11.0%減の93万1000台と2ケタのマイナスを予想している。ディーゼル排出ガス規制強化による特需が一巡したため、今後トラックの代替需要が急速に冷え込む見通し。バスも同7.8%減の1万5300台を予想している。

《レスポンス編集部》

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