曙ブレーキ工業は、米国の合弁会社Amak Brakeの持分をグループで追加取得するとともに、北米統括会社のアケボノ・コーポレーション(北米)への伊藤忠グループによる資本参加を正式に決めたと発表した。
北米統括会社への伊藤忠グループの資本参加は3月31日に実施される予定だ。
伊藤忠グループはこれまで、Amak Brakeに出資していたが、この持分をアケボノ・コーポが買い取り、同時にアケボノ・コーポが実施する第三者割当増資を伊藤忠グループが引き受け、20%出資することを正式に決定した。
曙ブレーキは昨年12月、北米事業で伊藤忠グループと業務提携を結んだが、今回の決定で北米事業全体で協力していく体制が整った。
北米での提携検討項目である北米での補修用ブレーキ部品販売に関する合弁会社設立の可能性の検討と北米での物流事業での伊藤忠グループの活用は今後も検討していく。