乗用車が歩道に乗り上げ暴走、運転者は疾病で死亡か

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6日午後、福岡県飯塚市内の国道211号で、72歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の電柱に衝突した後、歩道に乗り上げて約60m暴走した。クルマは最終的に民家の庭に突っ込んで横転大破。男性は間もなく死亡している。

福岡県警・飯塚署によると、事故が起きたのは6日の午後1時30分ごろ。飯塚市鶴三緒付近の国道211号を走行していた乗用車が突然右側に斜行。そのまま対向車線を越えて道路右側の電柱に衝突。なおも止まらず、スピードを保ったまま歩道に乗り上げて約60mに渡って暴走。最終的には民家の庭に突っ込み、その弾みで横転した。

クルマはルーフ部が潰れるなどして大破。運転していた72歳の男性は意識不明の状態で近くの病院に収容されたが、全身打撲が原因で間もなく死亡している。

現場は片側1車線で、緩やかな右カーブ。道路にはクルマの操作が確認できるような痕跡が残されておらず、「コントロールされているような様子は無かった」という目撃証言もあった。警察では運転していた男性が疾病の発作等で意識を失い、制御不能のまま突っ込んだ可能性も高いとみて、さらに調べを進めている。

《石田真一》

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