路外逸脱事故を発端として車両4台が絡む多重衝突に

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18日午前、長野県小諸市内の上信越自動車道上り線で、単独事故を起こして立ち往生した乗用車に後続車3台が次々に追突。結果として4台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で1人が顔面や頭部強打で重体、もう1人が重傷となっている。

長野県警・高速隊によると、事故が起きたのは18日の午前9時ごろ。小諸市甲の上信越自動車道上り線で、53歳の男性が運転する乗用車が路外に逸脱。道路左側にあるのり面に乗り上げ、そのまま第1車線(走行車線)で横転しながら滑走した。

この直後、後ろを走っていた33歳の男性が運転する普通トラックが横転していた乗用車に追突。さらに23歳の男性が運転する乗用車がトラックに突っ込み、これをサンドイッチにするかのような状態で63歳男性運転の乗用車が追突。結果として車両4台が関係する多重衝突事故となった。事故により、3台目の乗用車の助手席に同乗していた20歳の女性が顔面や頭部を強打する重体。最初に単独事故を起こした男性も頭部強打の重傷を負っている。

現場は片側3車線。路面にはシャーベット状の雪が積もっており、滑りやすいことから50km/h規制が行われていた。

《石田真一》

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