ケーヒンが発表した2006年4−12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比8.3%減の163億円と、減益となった。
売上高は同11.1%増の2439億円と、2ケタの増収となった。日本、米国、アジア、欧州で、ホンダ向けの部品などが好調で大幅な増収となった。
しかし、収益では米国、アジアは順調だったものの、日本での利益率が大幅に悪化、欧州も減益で営業減益となった。
経常利益は同9.1%減の174億円だった。さらに、当期純利益は同34.9%減の94億円となった。前期に厚生年金基金の代行返上益を計上したため、その反動で大幅減益となった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。