東京証券取引所は、1月4日から監理ポストに割り当てていた東日カーライフグループを27日付けで、割り当て解除すると発表した。
東日カーライフは、連結子会社が不適切な経理処理を行っていたことから、2年半にわたる決算数値を訂正した。
東証では、決算の虚偽記載で、上場廃止基準に抵触する可能性があるため、1月4日付けで、東日カーライフ監理ポストに割り当てていた。東証のその後の調査で、虚偽記載で、影響が重大では無いと判断、27日付けで、監理ポスト割当を解除されることになった。
ただ、東証では、開示情報の発信体制を改善する必要性が高いとして2月9日までに改善報告書の提出を要求した。