ニッパンが発表した2006年4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比7.1%増の335億円、営業利益が同11.4%増の9億円となり、増収増益だった。
オートパーツ事業では、暖冬の影響からタイヤチェーンなどの売上が減少したものの、グリーンブランド商品や補修用ばねの売上が増加した。同部門の売上高は同2.0%増の123億円、営業利益が同2.1%増の4億円だった。プレシジョンパーツ事業では、精密加工品や機械装置などの売上が増加したほか、IT事業では情報関連機器の売上が増加し、増収増益となった。
経常利益は同10.8%増の9億円、当期純利益が同58.0%増の5億円だった。
通期業績見通しは前回公表したものを据え置いた。