東日カーライフグループは、早期希望退職者の募集で、募集人数を上回る58人の応募があったと発表した。
同社は日産車の販売不振などで業績が悪化、リストラ策の一環として「自立支援制度」との名目で早期希望退職者を募集した。対象は年齢45歳以上、勤続15年以上で、会社が認めた正社員。昨年11月10日から12月28日まで、50人を対象に募集したところ、58人の応募があった。
退職者は、退職金に加えて、特別加算金を支給するとともに、再就職支援会社による研修・再就職支援を実施する。
同社では今回の早期希望退職者の募集による特別加算金の総額は2億4000万円を今期に特別損失として計上する。また、人件費圧縮額は2007年度で年間3億8000万円になる見込み。