オリックス・バファローズの投手、ひき逃げで逮捕

自動車 社会 社会

大阪府警は7日、軽傷ひき逃げ事故を起こしたとして、プロ野球のオリックス・バファローズに投手として所属する28歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許)の容疑で逮捕した。無免許運転の発覚を恐れて逃走したという。

大阪府警・南署によると、事故が起きたのは6日の午後2時ごろ。大阪市中央区心斎橋2丁目付近の付近の市道を自転車で横断していた28歳の女性が、進行してきたRVと接触した。女性は転倒した際に両膝打撲などで全治1週間あまりの軽傷を負った。

事故後、両者は互いの安全確認を巡って現場で口論となったが、たまたま現場を通り掛かった警官がRVを運転していた男に免許証の提示を求めたところ、男はそのまま逃走。警察で軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃されたナンバーやクルマの特徴から男を割り出して逮捕した。

男は違反累積によって2002年12月に免許取り消しの処分を受けていた。クルマは免許の取り消し処分後に購入したことも判明している。調べに対しては「無免許運転の発覚で選手生命に影響が出ると思い、怖くなって逃げた」などと供述している。クルマは衝突痕を隠すようにワックスが塗られていたこともわかっており、警察では証拠隠滅の疑いもあるとして男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース