ストーカーが故意に追突、さらに鉄パイプで

自動車 社会 社会

群馬県警は12月30日、ストーカー行為のターゲットとしていた女性のクルマに対して故意に追突するとともに、鉄パイプのようなものを打ちつけて車体の一部を破壊した34歳の男を器物損壊の容疑で逮捕した。

群馬県警・伊勢崎署によると、事件が起きたのは12月30日の午前11時ごろ。伊勢崎市韮塚町の市道を走行していた39歳女性が運転する乗用車に対し、後ろから走ってきた乗用車が追突した。

女性は路肩にクルマを止めたが、追突してきたクルマを運転していた男はこの直後に車外へ飛び出し、女性に対して「出てこい」などと叫んだが、女性がこれに応じずに車内で篭城していると、鉄パイプのようなものを振り回して打ちつけ、ドアミラーなどを破壊した。男は通報によって駆けつけた同署員に器物損壊の現行犯で逮捕されている。

逮捕されたのは34歳の男で、被害を受けた女性に対してのストーカー行為でこれまでにも事件を起こしており、ストーカー規制法違反容疑などで2度の逮捕歴がある。接近禁止も言い渡されているが、事件当日も女性につきまとい、故意に追突事故を起こしたとみられる。調べに対して男は「強い恨みがある」などと供述しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース