ひき逃げ容疑者をスピード逮捕、しかし容疑は否認

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山梨県警は28日、山梨県甲斐市内で重傷ひき逃げ事故を起こしたとして、50歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。クルマには自転車との接触痕のようなものが確認されたものの、男は容疑を否認している。

山梨県警・南甲府署によると、事故が起きたのは27日の午後8時5分ごろ。甲斐市竜王付近の市道を自転車で走行していた15歳の女子高校生が、道路に隣接するパチンコ店の駐車場から出てきた乗用車にはねられた。女子高校生はクルマに弾き飛ばされ、転倒した際に左腕を骨折する重傷を負ったが、クルマは止まらずにそのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。付近に緊急配備を敷いて逃走した車両の捜索を行ったところ、目撃情報と同じナンバーの乗用車を約15分後に発見。事故によって生じたとみられる車体への接触痕のようなものも確認できたことから、運転していた50歳の男を逮捕した。

調べに対して男は「ひき逃げなんてしていない」と容疑を否認しているが、供述内容に曖昧な点もみられることから、警察では男を厳しく追及している。

《石田真一》

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