凍結路面が原因の衝突事故で4人死傷

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24日午前、秋田県湯沢市内の国道13号で、38歳の男性が運転する乗用車がスピンし、対向車線を走行してきた大型トラックと衝突する事故が起きた。乗用車は大破し、乗っていた3人が死亡。1人が重傷を負った。凍結路面でのスリップが原因とみられる。

秋田県警・湯沢署によると、事故が起きたのは24日の午前11時5分ごろ。湯沢市上院内新雄勝付近の国道13号を走行していた乗用車が凍結路面にハンドルを取られてスピン。横向きになって上下車線を塞ぐ状態で立ち往生した。この直後、対向車線を進行してきた大型トラックが衝突。乗用車は左側部分を中心に大破した。

この事故で乗用車を運転していた38歳の男性、助手席に同乗していた35歳の女性、後部座席の左側に同乗していた8歳の男児がいずれも頭部を強打し、脳挫傷などで死亡。後部座席右側に同乗していた12歳の男児も胸部を強打し、肺挫傷などの重傷を負っている。トラックを運転していた31歳の男性にケガは無かった。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。現場付近には4-5cmの雪が積もっており、シャーベット状に凍結していた。クルマが通行した場所にはわだちが形成されていたが、それ以外の場所は非常に滑りやすくなっていた。

《石田真一》

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