東日カーライフ、決算を修正へ 監査法人が子会社の決算を指摘

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東京日産の持ち株会社東日カーライフグループは、2006年9月中間期の決算で、監査法人から同社子会社のカーネット車楽の債権、債務の残高内容の指摘を受けて、決算数値を訂正する必要があることが判明したと発表した。

カーネット車楽は、2004年10月から新中古車システム及び新会計システムを同時に導入し、今年4月から新会計システムをバージョンアップした。

今回、監査法人から指摘を受けて調査したところ、システム導入時の対応が十分で無かったため、中古車システムから会計システムへの連動についてプログラム上の不具合があり、バージョンアップ時にも不具合があり、子会社の経理担当者が手作業で対応したため、決算処理が確定しないまま東日に報告したため、決算数値に誤りが生じたとしている。

同社では「作為的な粉飾では無い」としている。

調査の結果、2004年度、2005年度の有価証券報告書と決算短信、2005年度と2006年度の中間決算短信に訂正の必要があることが判明した。損益などの影響は現在集計中で、金額が確定しだい公表するとしている。

《レスポンス編集部》

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