Yahoo!自動車アワード投票受付中…車って楽しいね

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ヤフー(Yahoo! JAPAN)は自動車・オートバイに関する総合情報サイト「Yahoo!自動車」において、一般投票により2006年のベストカーを選出する「Yahoo!自動車アワード2006」を開催中だ。

ヤフーのライフスタイル事業部企画部、林田清治プロデューサーは「最近、車が家電化しているといわれるが、車に魅力を感じてほしい、関心を持ってほしいと思う」と語る。

アワードはYahoo! JAPANサービス開始10周年を記念して企画された。林田プロデューサーは、アワードは10周年の“お祭り”だという。誰もが気軽にできるインターネット投票により、今年発売された車のなかから「大賞」「ミュージック賞」「ビューティー賞」「セカンドライフ賞」の4賞を選出する。

「ポータルサイトとしての特色を生かして、読者投票によるランキング企画を考えたのが発端だ。同じヤフー内のYahoo!ビューティーのランキングが読者に人気で、企業の間でも定評が出来てきた。同じことをYahoo!自動車でもやれないか、と」

「ポータルのトップページに来た読者がアワードの告知を見て、そこで投票してくれればいい。業界誌なんか読んでいない、スペックもよく知らない、ごく普通の自動車ユーザーによる投票だ」

車に詳しくない人が投票のマジョリティだと語るのは、企画部企画3の石鍋展子さん。「媒体の“特集”企画ではなく、読者の“参加”企画だ。今年の車を振り返って、ああ、こんな車があったんだ、と驚いたりおもしろがってくれる。投票では任意でコメントも書けるのだが、それも面白い」

林田プロデューサーは、車は身体機能を拡大するツールでありメディアだという。「だから車にはユーザーのライフスタイルが反映されるはず。この車に乗るとどんないいことがあるのか、どんなに気持ちいいのか、どれだけ自分がかっこ良くなれるのか、そういった期待が車には込められるべきだ」。

その文脈で行くと、「大賞」はその車のファンが多い少ないを比べる人気投票で、部門賞の方がイベントの真意をより強く反映していると言える。

「現在のYahoo!自動車は欲しい車を探す機能が中心だ。将来は事業部の名前にもあるように、ライフスタイル情報を提供するようになる。自動車って楽しいね、と伝えたい。そのための第一歩が、お祭りとしての今回のアワードだ」と林田プロデューサーは展望を述べる。アワードは今後も毎年開催される予定。

「したがってYahoo!自動車アワードは“カーオブザイヤー”に類する企画ではない、当初からビジネスも考えていなかった」と林田プロデューサーは強調する。

なお得票数や順位の途中経過は発表されない。情報が一人歩きして無用のインパクトを周辺に与えたくないから、というのがその理由だ。また投票に組織票も見られないという。投票総数が多く、影響を与えるような数にはなっていないのかもしれない。

投票期間は2006年12月25日まで。結果発表は2007年1月22日。アワード開催にあわせて、任天堂『Wii』や3万円分の旅行券が当たるキャンペーンなども実施している。

Yahoo!自動車アワード2006 URL
http://autos.yahoo.co.jp/docs/special/award2006/

《高木啓》

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