事故現場に気を取られ、処理中の警官を直撃

自動車 社会 社会

15日夜、群馬県前橋市内の市道で、交通事故の処理を行っていた現場に乗用車が突っ込む事故が起きた。居合わせた警察官1人が軽傷を負っており、警察ではクルマを運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

群馬県警・前橋署によると、事故が起きたのは15日の午後8時45分ごろ。前橋市南町付近の市道交差点で発生した交通事故の処理を同署員数人が行っていたところ、1台の乗用車が現場に突っ込んできた。

クルマはレッカー車近くにいた29歳の男性巡査長を直撃。巡査長は背後からはねられ、全身打撲の軽傷を負っている。警察では乗用車を運転していた28歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場は見通しの良い直線区間。調べに対して男は「事故の現場が気になり、脇見をしていた」などと供述。負傷した警察官の存在には全く気づいていなかったという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース