歩道に乗り上げたクルマ、自転車の中学生をはねる

自動車 社会 社会

9日午後、和歌山県岩出市内の県道で、走行中の乗用車が路外に逸脱して歩道に乗り上げ、歩道を自転車で走行していた男子中学生と衝突する事故が起きた。男子中学生は全身を強打して死亡している。

和歌山県警・岩出署によると、事故が起きたのは9日の午後0時55分ごろ。岩出市根来付近の県道で、走行中の乗用車が右カーブを曲がり切ることができず、直進するようにして路外に逸脱した。

クルマはそのまま歩道に乗り上げるようにして進行。歩道を自転車で進行していた14歳の男子中学生と正面衝突した。中学生は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因で間もなく死亡している。

警察では乗用車を運転していた21歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。中学生の死亡後は容疑を同致死に切り換えて調べを進めている。事故の主因は速度超過とみられ、警察では路外逸脱時の速度がどの程度だったのかを調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース