転落事故を起こしたタクシー運転手を逮捕

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三重県警は4日、今年9月にタクシーを運転していた際、ハンドル操作を誤って堤防上の道路から転落する事故を起こし、乗客1人を死亡させた48歳のタクシー運転手の男を業務上過失致死容疑で逮捕した。本人も事故で重傷を負っていたが、回復したので今回の逮捕となった。

三重県警・伊勢署によると、問題の事故が起きたのは9月30日の午前3時ごろ。伊勢市中須町付近の堤防上を通る県道を走行していたタクシーが路外に逸脱。約10m下にある民家敷地内の駐車場に転落・大破した。

この事故でシートベルト未着用の状態で同乗していた28歳の乗客男性が車外に投げ出され、全身強打で間もなく死亡。タクシーを運転していた男も全身を強打する重傷を負った。

現場は緩やかな右カーブ。クルマはガードレールを突き破るかたちで転落しており、警察では入院していた男から事情を聞いていた。その結果、ハンドル操作を誤った可能性が高くなり、警察では男の回復を待って逮捕に踏み切った。

《石田真一》

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