車内に置いていたガソリン缶に引火でクルマ全焼

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11月30日午後、石川県白山市内の市道で、走行中の軽ワゴン車から突然出火する事故が起きた。クルマは30分ほどで全焼したが、運転していた男性は延焼前に車外へ脱出。ケガ人は出なかった。気化した状態で車内に充満したガソリンに引火したらしい。

石川県警・鶴来署によると、事故が起きたのは11月30日の午後2時10分ごろ。白山市鶴来水戸町2丁目付近の市道を走行していた軽ワゴン車から突然出火した。火は爆発的に引火。その後、車内にあった可燃物に燃え移り、通報を受けて駆けつけた地元消防が消火作業を行ったものの、火の回りは早く約30分ほどで全焼した。クルマを運転していた男性は延焼前に車外へ脱出。ケガ人はなかった。

運転していた男性は警察の調べに対して「タバコの火を着けようとしたら、車内に置いてあったガソリンに引火した」と供述している。このガソリンは飲料の空き缶に入れられており、密封されないまま車内に1週間ほど置いてあったという。

警察では気化したガソリンが車内に充満した可能性が高いとみて、さらに事情を聞いている。

《石田真一》

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