個人タクシーの運転手、酒を飲みながら運転

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沖縄県警は11月27日、営業中のタクシーを飲酒運転していたとして、55歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。男は11月上旬にも別の飲酒運転で摘発を受けていたが、処分決定前のためにそのまま運転を続けていたという。

沖縄県警・豊見城署によると、逮捕された男は11月27日の午前10時15分ごろ、豊見城市宜保付近の県道で個人タクシーを飲酒運転した疑いがもたれている。

パトロール中のパトカーから逃れるように右折していったのを不審に思った同署員が追跡。職務質問を行うために抑止したところ、助手席からビールの空き缶3本と、中身が残った缶1本を発見。アルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.72ミリグラムのアルコール分を検出したため、現行犯逮捕した。

調べに対して男は「運転の合間にビール1.5本を飲んだ」と供述。さらに調べを進めたところ、男は11月上旬にも飲酒運転で検挙されており、赤キップを交付されて処分待ちだったことも判明した。

個人タクシーは免許停止などの処分が決定するまでは営業を続けることが可能であるため、男はそのまま運転を続けていたという。ただし、当日は飲酒を続けていたところもあり、発見を恐れて逃走。これがそのまま不審な行動と受け取られて逮捕に至った。

《石田真一》

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