シートベルト未着用が被害を拡大、3人死傷

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11月26日未明、香川県まんのう町内の県道で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の水田に転落した。クルマは大破転覆し、運転していた男性が死亡。同乗者2人も重軽傷を負った。

香川県警・琴平署によると、事故が起きたのは11月26日の午前3時40分ごろ。まんのう町吉野下付近の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側に隣接した水田に転落した。

クルマは転落の弾みで転覆して大破。運転していた24歳の男性は天井部で頭を強打し、収容先の病院で約4時間後に死亡。後部座席に同乗していた23歳の男性が骨折などの重傷。助手席に同乗していた23歳の女性も胸部などを打撲する軽傷を負っている。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。クルマはかなりの速度を出していたとみられ、カーブを曲がりきることができず、ハンドル操作を誤ったことが事故の直接的原因とみている。3人はいずれもシートベルトを着用していなかった。

《石田真一》

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