記録紙を食べて飲酒運転を隠蔽しようとした男を逮捕

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三重県警は24日、アルコール検知の結果を出力した記録紙を警官から奪い、食べて飲み込むことでそれを毀棄しようとしたとして、28歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)と公文書毀棄容疑で現行犯逮捕した。

三重県警・四日市南署によると、事件が起きたのは24日の午後11時20分ごろ。四日市市本郷町付近の市道で同署が飲酒検問を実施していたところ、飲酒運転の疑いがある1台のクルマを発見。運転していた28歳の男に対して測定器によるアルコール検知を実施した。

男は警官の指示に従い、測定を行ったが、結果を出力した記録紙を警官が読もうとした瞬間これを奪取。そのまま口に含んで飲み込もうとした。居合わせた署員数人が男を取り押さえ、飲み込む前に吐き出させた。記録紙は大きく損壊してはおらず、男は酒気帯び相当量のアルコール分を検出した道交法違反に加え、公文書毀棄でも逮捕されることになった。

調べに対して男は「記録紙を無くしてしまえば違反に問われないと思った」と供述しているという。

《石田真一》

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