酒を飲んでドライブが死亡ひき逃げに、男を逮捕

自動車 社会 社会

23日未明、神奈川県大和市内の国道467号で、対向車線側に逸脱した乗用車とバイクが正面衝突する事故が起きた。バイクを運転していた女性が死亡したが、クルマは逃走。警察では後に23歳の男を飲酒運転とひき逃げの容疑で逮捕している。

神奈川県警・大和署によると、事故が起きたのは23日の午前1時15分ごろ。大和市上和田付近の国道467号で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。順走していたバイクと正面衝突した。バイクは転倒、運転していた20歳の女性が路上に投げ出されて頭を強打。近くの病院に収容されたが、約7時間後に脳挫傷などが原因で死亡した。

クルマはそのまま逃走したため、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約1時間後に現場に戻ってきた23歳の男が「事故を起こした」と供述。呼気1リットルあたり0.6ミリグラムのアルコール分も検出したため、業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

調べに対し、男は「酒を飲んでいたので逃げた」と供述。自宅で焼酎4合などを飲み、気晴らしを目的としたドライブに出た際に事故を起こしたという。被害者が死亡していることから、警察では容疑を業務上過失致死に切り替え、さらに調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース