無免許の発覚恐れて逃走、対向車と正面衝突

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18日未明、福岡県大野城市内の国道3号で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が対向車線側に逸脱し、右折待ちをしていた普通トラックと正面衝突する事故が起きた。乗用車は大破し、運転していた男が重傷を負っている。

福岡県警・筑紫野署によると、事故が起きたのは18日の午前1時50分ごろ。大野城市内の市道をパトロールしていた同署のパトカーが、赤色点滅の信号を無視して走り去る乗用車を発見。ただちに停止するように命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーはサイレンと赤色灯を使用して追跡したが、クルマは大野城市御笠川4丁目付近の国道3号を走行中に対向車線側へ逸脱。右折待ちをしていた普通トラックと正面衝突した。クルマは中破し、運転していた27歳の男が顔面骨折などの重傷を負っている。トラックを運転していた57歳の男性にケガは無かった。

男は無免許だったことが判明しており、警察ではその発覚を恐れて逃走したものとみて、男の回復を待って道路交通法違反容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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