猛スピードで逃走のクルマ、電柱に激突

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17日未明、秋田県秋田市内の県道で、信号無視を行ったとしてパトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱。道路左側の電柱に衝突する事故が起きた。運転していた男性はシートベルトを着用しておらず、車外に投げ出されて間もなく死亡している。

秋田県警・交通機動隊、秋田臨港署によると、事故が起きたのは17日の午前0時50分ごろ。秋田市内をパトロールしていた交通機動隊所属のパトカーが、速度超過状態で信号無視を行った乗用車を発見。停止するように命じたが、クルマはこれを無視するように100km/h近くまで加速して逃走した。

あまりの速度にパトカーは振り切られる状態となったが、逃走ルートをそのまま進んでいたところ、秋田市寺内三千刈付近で道路左側の電柱に衝突して大破したクルマを発見。運転者はフロントガラスを突き破って車外に投げ出されており、間もなく死亡が確認されている。

現場は緩やかなカーブ。クルマは速度を上げていたため、曲がりきれずに衝突したとみられている。後に死亡したのは同市内に住む27歳の男性と判明したが、血中アルコール濃度から飲酒運転だったこともわかった。また、シートベルトは着用しておらず、このために車外へ放出された可能性が高いこともわかっている。

《石田真一》

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