脇見運転のクルマ、集団登校の列に突っ込む

自動車 社会 社会

16日朝、兵庫県篠山市内の国道176号で、道路を横断していた集団登校の小学生に対し、乗用車が突っ込む事故が起きた。この事故で男児2人が重軽傷を負っている。警察では32歳の男を逮捕したが、漫然運転か脇見運転の可能性が高いという。

兵庫県警・篠山署によると、事故が起きたのは16日の午前8時ごろ。篠山市古市付近の国道176号で、横断歩道を渡っていた集団登校中の小学生15人ほどの列に対し、これに気づかずに進行してきた乗用車が突っ込んだ。

クルマは先頭部付近にいた男児2人を直撃。11歳の男児が頭部強打の重傷。10歳の男児が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

警察ではクルマを運転していた32歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕したが、調べに対して「前を見ていなかった」などと供述しているという。呼気からアルコール分の検出はされておらず、警察では脇見か漫然運転の可能性が高いとして、さらに調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース