BMWグループは、北京で開催される国際自動車ショーの「オート・チャイナ2006」に、新型『MINIクーパー』(ミニクーパー)をアジアで初めて出展すると発表した。
MINIの先代モデルは85万台以上を販売したプレミアム・セグメントで成功したスモールカーだ。ニューモデルは、車の魅力的で個性的なデザインを保持しながら、洗練され、新エンジンとより機敏なハンドリングを提供する。
「オリジナルからオリジナルへ」がニューMINIの外観デザインのモットーだ。五角形のラジエーター・グリルや、方向指示器と統合された大径丸型ヘッドランプや、高めに位置する後部リア・クラスターなど、明らかな新デザインスタイルを採用する。
室内では、コックピットが新たに設計され、操作類は丸型の内側に配置する。センター部分には、機能を大幅に拡大したセンター・スピード・メータを配置する。オプションで選択可能なアンビエント・イルミネーションを設定する。これは、温かいオレンジから、スポーティな青まで、無段階でインテリアの照明を調節する機能だ。
新開発4気筒エンジンを搭載、「MINIクーパー」は120bhpを発揮し、0-100km/hは9.1秒で到達、最高速度は203km/hだ。中国市場では、MINIクーパーはF1レースのようにステアリングのパドルでマニュアル操作が可能な6速オートマチック・トランスミッションを標準装備する。オートマチック・モードでは、シフトの変速は速く、スポーティだ。