いすゞ自動車は、2007年3月の期末の配当を前年同期と比べて1円増配して1株当たり4円にすると発表した。
同社は、2006年9月中間期の単独決算で、売上高が前年同期比12.5%増の4951億円、営業利益が同84.9%増の359億円、中間期純利益は同51.2%増の359億円と、業績が好調に推移している。
自動車NOx・PM法によるディーゼル排出ガス規制強化に伴う特需で、トラックの販売が好調で、業績が予想以上好調で、前年に特別保証費などの特別損失を計上していたため、中間期純利益も大幅な伸びとなった。
中間期の配当は見送ったものの、今後も業績は順調に推移する見通しから、期末の配当を前年同期よりも1円増配して4円にする。