4日夜、山形県鶴岡市内の農道を歩いていた女性が後方から走ってきたクルマにはねられて死亡する事故が起きた。警察では第一発見者を装って消防に通報してきた男を容疑者として逮捕している。
山形県警・鶴岡署によると、事故が起きたのは4日の午後7時40分ごろ。鶴岡市井岡付近の農道で、近くに住む36歳の女性が頭から血を流して倒れているのを近隣の住民が発見。警察に届け出た。女性は心肺停止の状態で近くの病院に収容されたが、頭を強打しており間もなく死亡した。
第一発見者は同市内に住む49歳の男だったが、供述内容に不審な点があったことから任意で事情を聞いていたところ、実際にはこの男が女性をはねて逃走していたことが発覚。業務上過失致死などの容疑で逮捕している。
調べに対して男は「怖くなって逃げた」、「誰も見ていなかったのでばれないと思った」などと話しているようだ。