右折待ちのクルマに気づかず…11人負傷の多重衝突

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3日朝、岐阜県岐阜市内の県道で、対向車線側の駐車場に右折進入するために停車した乗用車に対し、後続車が次々と追突。乗用車ばかり5台が関係する多重衝突に発展した。この事故で小学生や保育園児を含む11人が軽傷を負っている。

岐阜県警・岐阜北署によると、事故が起きたのは3日の午前8時25分ごろ。岐阜市長良付近の県道で、道路右側にあるホテル駐車場に右折進入するために停車した乗用車に対し、後続の乗用車4台が次々に追突。結果として乗用車ばかり5台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故によって、小学生や保育園児7人を含む11人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。7人は市内で行われる空手少年団の練習に向かう途中で、事故に巻き込まれたクルマ2台に分乗。シートベルトやチャイルドシートは未着用だったとみられる。

現場は片側1車線の直線区間。警察では最初に追突したクルマを運転していた33歳の男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。調べに対して男性は「脇見をしていて気づくのに遅れた」などと話しているという。

《石田真一》

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