富士重工、通期販売計画を下方修正

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富士重工、通期販売計画を下方修正
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富士重工業(スバル)は31日、2007年3月期の世界販売計画を期首時点より2万9000台下方修正して前期比1.8%増の58万2000台にしたと発表した。日本での登録車の不振が続いているためで、国内計画は2万7000台少ない23万7000台(同3%増)とした。

海外は期首計画とほぼ同じだが、ガソリン価格の上昇で主力の『レガシィ』などが低迷している北米は、当初より1万3000台少ない20万7000台に修正した。9月までは在庫圧縮が必要となり、上期の米国販売での台当たりインセンティブは前期より800ドル多い約2500ドルとなった。

会見した森郁夫社長は、増販対策として「07モデルイヤーからレガシィなどに、求めやすいエントリーモデルを設定した」ことを明らかにした。在庫調整も進んだため、下期のインセンティブは1300ドル程度に圧縮する方針という。

《池原照雄》

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