脇見運転か、トラック3台が関係する多重衝突

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25日未明、静岡県富士市内の国道1号で、信号待ちをしていた大型トラックに対して後続の別の大型トラックが追突する事故が起きた。被追突側のトラックは対向車線に押し出され、対向のトラックとも正面衝突。1人が死亡、1人が重傷を負った。

静岡県警・富士署によると、事故が起きたのは25日の午前0時55分ごろ。富士市田中新田付近の国道1号で、信号待ちをしていた大型トラックに対し、後続の別の大型トラックが追突。被追突側のトラックは中央分離帯に衝突しても止まらず、対向車線側に押し出された。この直後、対向車線を走ってきた別のトラックが正面衝突。双方の車両は中破している。

この事故によって対向車線のトラックを運転していた64歳の男性が胸部強打で死亡。最初に追突したトラックを運転していた58歳の男性が腰骨を強打するなどの重傷を負った。

現場は見通しの良い片側2車線の直線区間。警察では最初に衝突したトラックを運転していた男性の回復を待ち、業務上過失致死容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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