高速バスの運転手に包丁を突きつける 少年を逮捕

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20日午後、千葉県香取市内を走行していた路線高速バスの車内で、若い男が運転手に対して包丁を突きつける事件が起きた。男はすぐに取り押さえられ、駆けつけた警察官に傷害や銃刀法違反の現行犯で逮捕されている。

千葉県警・香取署によると、事件が起きたのは20日の午後2時40分ごろ。香取市北付近の市道を走行していた路線高速バス(銚子発、東京・浜松町行き)に客として乗りこんでいた男が突然バッグから包丁を取り出し、無言のまま運転手に突きつけた。

運転手はすぐにバスを路肩に止め、男から包丁を取り上げて制圧。通報を受けて駆けつけた同署員に引き渡した。運転手は右手の指に切傷を負ったが、男は特に抵抗することも無かったという。警察ではその後、傷害と銃刀法違反で男を逮捕している。

後の調べで、逮捕されたのは香取市内に住む19歳の少年。警察の調べに対して「むしゃくしゃしてやった」と供述。明確なバスジャックの狙いはなかったものとみられている。

《石田真一》

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