日産日本問題研究所で、役員2人が講演会を開催、今後も定例化

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日産自動車は、同社の支援によりオックスフォード大学内に設立された日産日本問題研究所で、日産の高橋忠生副社長と欧州日産のコリン・ドッジ上席副社長による講演会を行なうと発表した。

日産日本問題研究所は、日本の歴史、文化、政治、社会に関する研究推進を目的に、1981年日産の寄付でオックスフォード大学セントアンソニーズカレッジ内に設立され、今年3月に創立25周年を迎えた。

日産の役員による講演会は、同研究所のより積極的な活用のために企画されたもので、今回は、日産のモノづくりの歴史やCFT(クロス・ファンクショナル・チーム)などに代表される革新的マネージメント手法などについて2人の役員が講演する。今後、年一回のペースで、同様の講演会を定期的に実施していく予定。

対象はオックスフォード大学にて経営学や理学を学ぶ学部学生、修士学生、同校に勤務する教授など。翌日には、ビジネススクールの学生を対象としたセミナーの実施も予定されており、2日間で合計150人程度の受講生を見込んでいる。

日産は今後も日産日本問題研究所と協議をし、主に社会貢献や人的交流の分野で、協働の機会を検討していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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