右折車の直前で転倒、ライダーがはねられ死亡

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5日夕方、鹿児島県鹿児島市内の県道で、三叉路(Y字)交差点を右折しようとしていた軽乗用車の直前で、直進中のバイクが転倒する事故が起きた。バイクを運転していた男性はブレーキ操作の間に合わなかったクルマにはねられ、収容先の病院で死亡している。

鹿児島県警・鹿児島南署によると、事故が起きたのは5日の午後6時5分ごろ。鹿児島市山田町付近の県道で、三叉路交差点を右折しようとしていた51歳女性が運転する軽乗用車の直前で、直進してきたバイクがバランスを崩して転倒した。

バイクを運転していた34歳の男性は転倒した際に路上に投げ出され、そのまま数メートル滑走。倒れたバイクの行方に気を取られ、ブレーキ操作の遅れた軽乗用車にはねられた。男性は市内の病院に収容されたが、頭部強打が原因で約2時間後に死亡している。

警察ではクルマを運転していた女性から事故当時の状況を聞いているが、双方の安全確認に怠りが生じていた可能性が高いという。

《石田真一》

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