25日夕方、広島県広島市東区内の県道で、道路を横断していた6歳の女児が普通トラックにはねられ、左腕を骨折する重傷を負った。警察ではトラックを運転していた47歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
広島県警・広島東署によると、事故が起きたのは25日の午後5時55分ごろ。広島市東区福田6丁目付近の県道で、近くに住む6歳の女児が道路を徒歩で横断していたところ、左側から進行してきた普通トラックにはねられた。女児は左腕を骨折する全治2カ月程度の重傷を負っている。
トラックを運転していた47歳の男からは呼気1リットルあたり0.2ミリグラムのアルコール分を検出したところから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。業務上過失傷害容疑でも調べを進めている。
現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。近くに横断歩道はあるが、女児は横断歩道の無い場所を渡っていたという。警察の調べに対し、運転していた男は「女児を認識するのが遅れた」、「横断歩道の無い場所なので、横断する人はいないと思っていた」などと話しているという。